総務省は13日、平成24年7~9月期平均の労働力調査(速報)を発表した。これによると、パートや派遣社員などの非正社員が雇用者全体(役員をのぞく)に占める割合は35.5%で前年同期より0.3ポイント増。増加は2四半期連続である。
非正社員は1829万人(前年同期比25万人増)。特にパート・アルバイトは同18万人増の1245万人だった。一方、正社員は3327万人で、前年同期より7万人減った。
◆雇用者(役員を除く)
雇用者(役員を除く)(5156万人)のうち,正規の職員・従業員は3327万人と,前年同期に比べ7万人の減少。 非正規の職員・従業員は1829万人と,25万人の増加。このうち,パート・アルバイトは18万人の増加
◆完全失業者
完全失業者(280万人,前年同期に比べ15万人の減少)のうち,失業期間が「3か月以上」の者は189万人と,11万人の減少。このうち「1年以 上」は103万人と,7万人の減少
◆非労働力人口
非労働力人口(4519万人,前年同期に比べ15万人の増加)のうち,就業希望者は409万人と,81万人の減少。就業非希望者は4029万人と,101万人の増加。このうち「65歳以上」は87万人の増加