春闘では、「官製賃上げ」といわれる政権の働きかけにより賃上げ実施が大手企業で相次ぎましたが、その流れが、中小企業にも出てきているようです。
株式会社リクルートジョブズが毎月公表している調査結果によると、2014年度の平均時給は959.8円で、2013年度の948.8円よりも10円以上、上がっているそうです。
特に、年末年始の繁忙期には2014年10月度:961円、11月度:999円、12月度:966円と、3か月連続で平均を上回る金額となっていました。
給与所得者の7割は中小企業で働いており、中小企業の賃金動向が今後の景気を大きく左右していくと言われています。
賃上げの動きが正社員にも波及していくのか注目です。