総務省が2012年平均(速報)の労働力調査詳細集計を発表し。これによると全雇用者に占める非正規労働者(派遣やパートなど)の割合が前年比0.1ポイント増加の35.2%となり、3年連続で過去最高を更新したことが明らかになった。
2012年平均の雇用者数は前年比9万人減の5154万人、このうち正社員は同12万人減の3340万人、非正規社員(パート・アルバイト・派遣社員・契約社員など)は同2万人増の1813万人となった。
正社員採用の抑制による若い世代の非正規化、女性の非正規率が高いまま継続、55歳以上の非正規採用の増加などが主な要因として考えられる。