ワシントンでは桜が満開で今が見ごろだとか。それに比べて日本は今年は 開花が遅いようですね。
さて、これからの時期、個人事業の方から国民健康保険の保険料を安くできないかという相談が増えてきます。確かに国保は高いですよね。国保には、失業、低所得、災害の減免はありますが、当てはまらないとなると、保険料の低い所へ引っ越すくらいしかありません。少しは安くなるでしょうがあまり変わりません。
こういうときは法人設立を検討してみてはとアドバイスしています。法人にすると健康保険と厚生年金に加入します。中小企業では会社負担も実質個人が負担しているのと同じなので、本人と会社、両方の保険料を納付することになり、一見負担が大きくなるように感じますが、税金を含めて検討すると、いくつか条件はあるものの法人にしたほうが有利なケースが出てきます。
実は、昨年立て続けに相談があって気づきました。所得が高くないと法人にするメリットは出てこないという思い込みがあったので意外だったのですが確かに有利です。
払う側からみれば、税金であれ、社会保険料であれ同じ国民負担。検討する価値有りです。